GAME感想・蛇足
- アーティスト: Perfume
- 出版社/メーカー: Tokuma Japan Communications =music=
- 発売日: 2008/04/16
- メディア: CD
- 購入: 5人 クリック: 1,325回
- この商品を含むブログ (855件) を見る
確かに、ある意味かなり冒険作だけれど、
1曲ずつみるとやっぱりツボはちゃんと押さえてるよなぁ、という印象ですよね。
よりテクノポップからダンスミュージック寄り?(ジャンル定義よくわからない)になりつつも、
その分歌詞が以前よりエモーショナルというか、胸きゅんな恋心を歌うことで、
テクノ歌謡?な仕上がりになっているという。
どこまで計算なんだか!
さっきアイドル的じゃないとも言いましたが、むしろまさに21世紀版Winkだとも思ったり。
特に『Butterfly』のマイナー調な感じとか…
ボーカロイドが歌った方が雰囲気近かったり?
(画像じゃなくて曲ね、曲!!w)
あと、歌詞。
みなさんはこれ、女の子目線として聴いてますか?それとも男の子目線で聴いてますか?
特に、『シークレットシークレット』や『Puppy love』。
一人称はなくて、相手のことは「キミ」。
以前から性別ぼかしてる曲はありましたが、
こんな風に真正面に恋心を歌う曲になるとどっちで取ろうか迷う(笑)
これは絶対計算ですよねー。
基本的に私は素直に女の子目線で聴いているのですが、男性リスナーの場合どうなんでしょう?
ツンデレーションなのはどっち?
あと、ずばりツンデレがテーマな『Puppy love』なんですけど、
これ、「ツンデレな子に振り回される自分」目線なのが、わかってるなぁ、という感じ。
例えばこれ、王道アイドル曲なら、
「素直になれなくってごめんね☆でもホントは大好きなの!」的な、ツンデレ側目線の曲になるんだと思うんです。
でも、Perfumeだとそうはしない。上手いよなぁ。
最後に、個人的に好きな曲を。
Perfumeとして ⇒ 『シークレットシークレット』 『Puppy love』
やっぱりシングル的にはこれくらいの絶妙路線で。
曲として ⇒ 『GAME』 『マカロニ』
Perfumeじゃなくてもいいかな、という意で。