家定様・・・
大河ドラマ『篤姫』第28話。
『御台よ…
なぜ いつかのように会いにこぬのじゃ
儂からは もう 行けぬ 行けぬのじゃ』
大奥の仕組みを詳しく知らないので、間違っているのかもしれないですけれど、
家定が臥せっているのを知った時、篤姫が『殿に会わせてくれ』と言っていた…ということは、
逆に家定が篤姫を病床に呼べば、二人はもう一度逢えたのかもしれない、のでしょうか、
けれど、
それでも家定が篤姫を自分から呼ぶことはなかったのは、
家定は、最後にもう一度、
お付きの者を蹴散らしながら自分のところに真っ直ぐに駆け込んでくる、
そんな篤姫の姿を見たかったのではないか
その姿を望みつつ、最期まで一人、姫のことをずっと想っていたのだろうか
そう思ったらもう、涙が止まりませんでした……あうあう。