かなたむんむんブログ

むんむんっとした事を書き綴ります

簡易版・ダブルオー第1期まとめ

「1期を観ていない」「1期途中で挫折した」「1期忘れた」といった人向けに、
1期のストーリーのおさらい&2期第1話の登場人物解説(というかほぼ個人的キャラ語り)、を書いてみました。
これであなたも、今からセカンドシーズンが観れる!?


できるだけ1期の細かいネタばれには触れないように、
2期第1話を理解するための最小限の情報のみに留めたつもりです。
以下を読んでも、まだまだ1期に面白い部分は残っているはずなので、
興味ある方はぜひ2期と同時進行で、1期も観てみてね!


もちろん物語のキモになる部分のネタばれも大いに含むので、それでもおkな方のみどうぞ〜。

注意:
以下の記事の情報は、1期テレビシリーズのみを観たカナタの知識を、wikipediaの記載を参考にしつつまとめたものです。外伝作品やアニメ雑誌の先行情報、web上のネタばれ等の情報等は含まれておりません。
それゆえ、間違い・個人的な勘違いも含まれている可能性は高いです。
あくまで個人が作った「簡易版」ですので、詳細な点には不備があることをご了承のうえでお読みください。

5分でわかる、ファーストシーズンのあらすじ

ガンダム00第1期を一言で言えば、世界各国と、ソレスタルビーイングという組織との戦いの話でした。


【ソレスタルビーイングとは】
 ⇒「戦争根絶」を理念とする、どの国家にも属さない“私設武装集団”。
  各地で行われる紛争に、ガンダムによる「介入」(平たく言えば、戦争の邪魔)を行う組織です。
  その活動プランは、前時代の創始者が残した「ヴェーダ」というメインシステムにより設定され、
  そのミッションを遂行するのが4機のガンダムと、それをバックアップする戦艦プトレマイオス
  そして「ガンダムマイスター」とは、このヴェーダに選ばれたガンダムのパイロット達のことを指します。
   ←彼ら4人のガンダムマイスターが、本作品の主役達。
  一方で、ソレスタルビーイングという組織の全貌はいまだ明らかではありませんが、
  その活動は、世界各国に存在する「監視者」達により常に監視されていることがわかっています*1
  

さて、西暦2307年、突然現れたこのガンダム達が、世界じゅうの戦争にドカドカ割って入り始めたものだから、
各国は非常に迷惑!
それぞれの国の最強部隊が対ガンダム戦を挑んだものの、
各ガンダムの戦闘能力は当時の水準とは比較にならないほどの強さだったため、結局は惨敗。
やむおえず、世界は徐々に「打倒ガンダム」のために手を組まざるを得ない状況となります


一方、そんな世界各国の動きの裏で、
ソレスタルビーイングの「監視者」の一人であったアレハンドロ・コーナーという男が、
その特権を利用して自分がソレスタルビーイングのメインシステム(ヴェーダ)を掌握しよう、と画策します
最初は世界に対し圧倒的に優位だったガンダム&ソレスタルビーイングですが、
このアレハンドロさんの裏工作により、徐々に追い詰められていく側の立場に。


その結果、1期の最終決戦は、
各国が手を組んだ国連軍VSガンダム4機の死闘となり、アレハンドロさん自身も1期のラスボスを務めました。
(結局、アレハンドロさんはヴェーダ掌握には失敗してしまいます)


なんとか激闘の末に国連軍およびアレハンドロを撃破したガンダム達ですが、
ソレスタルビーイング&ガンダムも、被害が甚大すぎてほぼ壊滅状態に。
4人のマイスター達も宇宙で散り散りになってしまいます―――


そして、今回スタートしたセカンドシーズンは1期から4年後の世界が舞台
この4年の間に、先の国連軍VSガンダム戦の煽りを受けて、
世界は国家のごとの単位を捨て、地球連邦平和維持軍により一括して統治されるようになっていました
以下、公式HPのあらすじ。

西暦2312年。


ソレスタルビーイングと、国連軍との最終決戦から4年。
地球連邦政府を樹立した人類は、さらなる国家の統合、人類の意思統一を目指すべく、
連邦正規軍とは別に、独立治安維持部隊『アロウズ』を組織する
しかし、その実態は、統一に名をかりた反政府勢力や主義、思想等への非人道的な弾圧であった。


要は、「地球連邦政府」の成立で国家間の紛争が無くなり平和が訪れるかとおもいきや、
今度はなんだか過激な『アロウズ』の出現→今こそ再びソレスタルビーイングの出番だ!
ってことですね。
そして、あらすじの続きでは、

一方、4年前の最終決戦で生き延びた刹那・F・セイエイは、
ソレスタルビーイングによって変革を促された世界の行く末を見つめていた。
監視者、アレハンドロ・コーナーを倒し、争いのない平和な世界になることを夢見て。
しかし、彼が目の当たりにしたものは『アロウズ』によって作られた弾圧という名の平和、歪み続ける現実であった。
彼は再び戦う決意をする。世界を変革出来うる力、ガンダムと共に。


というわけで、2期のスタートは、4年間消息を絶っていた刹那の再始動から、
ソレスタルビーイング復活&ガンダムマイスター再集結、という流れのよう。


さて、おおまかな世界観はこれくらい把握しておけばおkだと思います。
しかし、なにしろキャラクターが多いので、この情報だけで2期の第1話を観ても、おそらくなにがなにやら。
そこで次は、2期第1話を、登場するキャラクターに沿って解説していってみますよ!


2期第1話に登場した人達紹介

2期第1話に怒涛のごとく登場したキャラクター達をその登場順に紹介していってみます。
書き手の主観が多分に含まれていて紹介というよりキャラ語りになってますが、そこんとこは広い心でお願いします。
あと、一応ガンダムもといメカものを、普段あまり観ない人向けに書いたつもりなので、
各キャラクターの搭乗機体とか所属部隊とか、そういう設定の詳細はスルーしました*2


ちなみに、2期の第1話を観てない!という方は、今ならこっそり、こことかで観ることができます…
http://www.veoh.com/videos/v16153118YC2g25C5
あとYoutubeにも上がってるみたい。
ただ、あんまり動画サイトで観ることはお勧めしたくないので、第2話からはテレビで観てね!
(自分でリンク貼っておきながらそう言うのも、なんだか酷くアレですけれど…)
ちなみに、1週おくれでGyaoでも配信されるようです。
http://www.gyao.jp/anime/gundam00/


それから、1期はすでにDVD全巻リリース済みなので、今すぐ全話、レンタルで観ることもできるよ!


――――――


さて、それではあらためて、2期第1話『天使再臨』を追いかけていきます。
1度、わからないなりにも1話をざっと観てから、以下の文章で情報補足していく方が読みやすいかと思います。


まず冒頭は、宇宙でのロボット(ガンダム流にいえばモビルスーツ)の戦闘から幕が開きます。
これは、赤い機体=連邦軍、青い機体=反政府軍の戦闘です。
あらすじに出てきた「地球連邦政府」の軍が、反政府組織の基地を叩いているのです。


 
そして最初に現れる男女二人は、この反政府組織・カタロンの人達。
左の男性は2期の新キャラクターなので説明は割愛、
右のメガネの女性は1期から登場していますが、ややこしくなるので後述します。
要は、この4年の間に、連邦政府のやり方に抵抗する反政府組織が登場したことが、このシーンで示されています。



次に、テレビで「独立治安維持部隊『アロウズ』発足」というニュースを観ていたおっちゃんが、電話で話すシーン。
このおっちゃんは、セルゲイ・スミルノフ氏。そして電話の相手はカティ・マネキンという女性。


【セルゲイ・スミルノフ】
「ロシアの荒熊」の異名を持つ軍人さん。強くて賢くて人望のある、いい上司タイプのおっちゃん。
1期では、世界三大勢力の一つ「人革連」(中国、ロシア、インド辺りのアジア勢力)の指揮官として、
ガンダムを捕獲しようと超頑張った人。
個人的には登場する軍人さんの中で一番優秀な人だと思う。
ガンダムとは敵対する側だけれども、賢くて良心的な、いい人。大好きです!
後述の、ソーマ・ピーリスたんを溺愛(しているように見える)。


(本編声のみ登場のため1期の画より)
【カティ・マネキン】
1期の世界三大勢力の一つ「AEU」(ヨーロッパ勢力)のエリート士官であるお姉様。
人革連のセルゲイさん同様、対ガンダム戦でAEU・及び国連軍の指揮を行った人。
ショートカットに見えるけど実はおだんご頭というのが、
ショート好きとしては結構ながっかりポイントでしたが…でも小柄なのに態度超デカいとかすごく良いです。
ちなみに、部下に【パトリック・コーラサワー】という、1期ダブルオーで最も多くの視聴者に愛された男がいます。
通称・炭酸。
愛される理由は、とりあえず1期の第1話を観ればわかるはず!
ちなみに、このコーラサワーは上のマネキン大佐にゾッコン。
大佐と出会って以来、コーラサワーは彼女に「抱いてもらう」ために出撃してるようなもの(笑)
なんだかんだで懇ろな仲な二人です。
コーラ、1期で生存しててほんと良かったなー。


さて、電話の内容から、マネキン大佐は上からの命令により『アロウズ』に参加することになった様子。
とはいえマネキンさんも賢い人なので、セルゲイ共々、アロウズの存在には懐疑的な感じですね。
個人的にこの二人が繋がりを持っているのは嬉しいというか、
今後アロウズVSガンダムの戦いにこういった賢い人達がどう関わっていくのか楽しみです。


そして、電話の後にセルゲイにお茶を持ってきた女の子。
 <4年前→
【ソーマ・ピーリス】
1期では、人革連軍で、セルゲイの元で戦ったパイロット。
実は遺伝子工学により生み出されたデザインベビー「超兵」で、身体機能の強化・改造が施されています。
登場時には非常に感情に乏しく、まさに戦闘マシンのような子でしたが、
1期の戦いを通じて徐々に「人間らしさ」を身につけ、2期ではこんなにも穏やかな子に!つーか可愛い!
もしかしたら、1期で一番変化したキャラクターではないでしょうか。
しかし今後、このソーマたんも再び戦いに身を投じるのかと思うとちょっと心が痛みます…
個人的にダブルオーで一番贔屓の女の子なので、どうにか幸せになってほしいんだけど。
それからもう一点、彼女には大事なポイントがあるのですがそれは【アレルヤ】の項で後述します。



さて、場面転換で今度はラグランジュ4「プラウド」という建設途中のコロニー(宇宙基地)作業現場。
そこで颯爽と自ら名乗ってくれるのが、4年前と比べてずいぶん大人になった、超主要キャラクターのサジ君です。
 <1期のこの子→
【沙慈(サジ)・クロスロード】
ガンダムマイスターである刹那と共に、「本作のもうひとりの主人公」という位置づけの男の子。
1期ではごく普通の東京在住の高校生でした。
ミッションのために東京にやって来た刹那の、一時的な「お隣りさん」として物語に関わり始めますが、
その後、一般市民の立場から、戦争、そしてソレスタルビーイングに巻き込まれていきます。
1期では、恋人のルイスがガンダムによるテロ行為に巻き込まれ、
さらにソレスタルビーイングを取材していたジャーナリストの姉も殺されてしまう、とさんざんな目に合いました。

恋人ルイスは、この攻撃により家族を失った上に自らも酷い怪我を負い、自らサジに別れを告げます。
ルイスから最後に「夢を叶えて欲しい」と言われたサジは現在、
夢を叶え宇宙での仕事を始めていますが、いまだにルイスへの想い、そしてガンダムへの憎しみは消えていない様子。



で、この作業現場に「反政府組織カタロフの内通者がいる」と突然政府軍がやって来て、
うっかりサジ君も容疑者として軍に連行されてしまいます。


次に「連邦の新造航空巡洋艦が、ラグランジュ4(サジが居るコロニー)に向けて航行を開始ですぅ」と報告する、
くるくるツインテール少女が登場。ようやくソレスタルビーイング関係者達です。

【イアン・ヴァスティ&ミレイナ・ヴァスティ親子】
イアン(父)は1期から、ソレスタルビーイングの戦艦・プトレマイオスの乗組員として登場。
ガンダムの整備を一手に担っているっぽい人。絶対独り身だと思っていたのに、まさか子持ちとは…!
ミレイナ(娘)は2期からの初登場。プトレマイオスの新オペレーター。
絶対イアンは親馬鹿ですね。間違いない。



【ティエリア・アーデ】
ようやくガンダムマイスター一人目登場ですよ。
メタボガンダムこと、ガンダムヴァーチェのマイスターだった、おかっぱ眼鏡っ子。
放送開始当初から、その風貌から「こんなに可愛い子が男の(ry」なんて言われていましたが、
確かに1期では誰よりも乙女でした…!
ソレスタルビーイングのメインシステム「ヴェーダ」と只ならぬ繋がりを持つ存在であり、
ぶっちゃけどうやら人間ではない様子。
1期では、ヴェーダ至上主義だったのに、そのヴェーダが何者かにハックされてしまい大ショック。
ハックされたことは勿論、自分以外にもヴェーダに「接続」できる存在がいるということも、相当なショックだったっぽい。
でもそんなキャラは実はたくさんいるようで、2期ではこの『ヴェーダに繋がる存在』達が物語の鍵となるようです。
(ちなみに、こうしたティエリアの正体は、周囲にはまだ正式には明らかにされていません。)
しかし2期ではまるで開き直ったかのように丸くなったね、ティエたん…!
4人のマイスターの中で唯一、1期の最終決戦後もずっとソレスタルビーイングのメンバーと共に行動していた様子。
まぁ、彼はヴェーダから離れないだろうと考えれば、自然な流れ。


さて、このヴァスティ親子の報告で、ティエリアもまた、ラグランジュ4へ向かうことに。
そこでは前述のとおり、無実の罪で捕まってしまったサジが、拷問に近い労働を強いられてます。


そして、今度は新しい戦艦へと場面転換。
この戦艦は、新たな敵であるアロウズの船なので、ほぼ全キャラ初登場。
ここでの彼らの会話から、
「反政府組織がラグランジュ4で捕虜になった仲間の奪還を計画している」という情報をアロウズが掴み、
「反政府組織掃討作戦」のために動き始めたことがわかります。
そして、発進する3機の赤い機体。そのうちの1機のパイロット、初陣だというハレヴィ准尉は…(後述)。


冒頭からここまでの流れをまとめると、
[反政府組織カタロン] ラグランジュ4で囚われている仲間の奪還を計画
[連邦政府軍アロウズ] その計画を嗅ぎ付け、発足後初仕事としてラグランジュ4に向かう
[ソレスタルビーイング(ガンダム)] 同じくアロウズの動きを追い、ラグランジュ4へ
[サジ] ラグランジュ4で、うっかり無実の罪により囚われの身^^
って感じ!


そしてようやく本作の主人公・刹那のご登場です。
刹那はティエリア達とは別に、独自にアロウズの情報を掴み、ラグランジュ4に単独潜入を開始。
  サジ同様1期から成長しました→
【刹那・F・セイエイ】
本作の主人公。ガンダムエクシアのマイスター。
とはいえ、1期初期ではほとんど喋らない上に、口を開けば「俺がガンダムだ!」なんて言い出すので、
最初はかなりの不思議ちゃんポジションでした。
ほんと、初期のマイスター達の主役としての自覚の無さは、今思い返しても酷いものが(笑)
個人的にはそんなぎくしゃくばらばらな4人も愛しかったんですけど!
そんな刹那も、1期を通して振り返れば、ちゃんと成長したなーと思います。
前半は喋らないしちっちゃいし、存在感薄くほぼ空気な存在な時もありましたが、1期全部を観ると、ちゃんと主人公でした。
彼には、内戦の続く中東の国・クルジス共和国で少年兵だった過去があり、
その時にガンダムに命を救われたことがソレスタルビーイング参加のきっかけとなっています。
それゆえ戦争根絶に並みならぬ想いがあり、1期でも、ソレスタルビーイングとしてガンダムに乗る、というよりも、
戦争を無くすにはどうすれば良いのか、ガンダムはその手段となり得るのか、という答えをひたすら求めて行動してました。
台詞の無い上に独断行動しまくりなので視聴者が「ええええー!」と突っ込むこともしばしば(笑)
そんな中でも、特にヒロイン・アザディスタン王国の皇女マリナ(後述)と出会いは大きかったようで、
刹那の彼女に対する執着は結構凄いものがあります(笑)片想いとかいうレベルじゃねぇぜ!
4年後の刹那は背も伸びて、ようやくマリナと並んでも絵になる感じになりましたねー(二人の年齢差、8歳!)。
ちなみに国連軍との最終決戦後、刹那はガンダムエクシアと共に行方不明となり、
ソレスタルビーイングからは姿を消していたそうです。



この、刹那の施設への侵入と同時期に、反政府組織の襲撃とアロウズの攻撃が開始され、
アロウズにより対人兵器を投入された施設内は、逃亡を図る捕虜たちが惨殺され大混乱になります。
そんな中で、刹那とサジの4年ぶりの再会。
とはいってもこの二人、1期でもほんの一時期しか一緒にはいなかったんですけどね!
サジは刹那の正体や彼がガンダムパイロットであることも全く知りません。
その二人の前に姿を現した、ガンダムエクシア!(刹那の機体)
サジは刹那がガンダムのパイロットであったことを知り驚愕。
刹那はそのままガンダムに乗って出撃し、アロウズの機体と交戦開始します。
しかしいくらガンダムとはいえ、4年前から全くモデルチェンジしていない、整備も不十分なガンダムエクシアは、
逆にアロウズの新型機にフルボッコにされてしまいます。
そんな刹那のピンチを救うように、タイミング良くティエリアが登場
このガンダム2機のおかげで、とりあえずアロウズは撤退し、カタロンの捕虜達もある程度は逃げ延びた様子。


その後ティエリアと合流しガンダムを降りた刹那に、
「君は、ガンダムに乗っていたのか!」とサジが詰め寄り、
「ルイスを、姉さんを返せ!!」と刹那に銃口を向けます――
一方で、ガンダム出現により撤退したアロウズの兵達が帰艦する姿が描かれますが、
その中の、戦闘中にガンダムの出現にただならぬ動揺を見せていた新人兵・ハレヴィの正体こそが…


 <4年前…→
【ルイス・ハレヴィ】
4年前は、スペインから東京へ来た留学生で、サジのガールフレンドだった女の子。
お金持ちのお嬢様らしい、わがままで奔放な性格で、サジを振り回しまくってましたけど…
従兄弟の結婚式のためスペインに一時帰国した際に、ガンダムによる爆撃を受け、
「サジの重荷にはなりたくない」と別れを告げてしまいました。
サジとはしばらくメールを続けていたものの、2年後以降は消息も絶ち、なんといまやアロウズのパイロットに。
…ねぇ…ぶっちゃけ1期中盤まで、サジ&ルイスのバカップルっぷりが心底どうでもよかったものですが…(遠い目)
こういう悲惨な女の子キャラクターもガンダムらしいといえばらしいです。


さて、そんなところに突然カットインしてくる、緑の髪の青年。

【リボンズ・アルマーク】
おそらく本作品の真の黒幕。
1期では1期のラスボス・アレハンドロさんに付き従い、彼の野望に力添えをしていましたが、
実は彼を「自分の計画」のために利用していただけだったそうです(本人談)。
1期ラストでは、ガンダムに倒されるアレハンドロさんをニヤニヤ高見の見物してました。
正体もその目的も不明ですが、1期でヴェーダに接続&ハックしたのは彼自身なので、おそらくはティエリアと近い存在。
ルイスは、2年前にリボンズになにやら施された様子ですね。


 <彼女も4年前と比べてずいぶん大人っぽく!→
【王 留美(ワン・リューミン)】
リボンズの元にやって来ていた黒髪の女性。
前半のイアンとティエリアの会話でも「ワン・リューミンの情報が〜」と名前が出てきていた通り、
ソレスタルビーイングの「エージェント」です。
表向きは超セレブなお嬢様ですが、その人脈と財力で、1期から諜報活動や活動資金の調達、任務の伝達など、
ガンダムの活動のあらゆるサポートを行っていました。
ただし、彼女の理念はソレスタルビーイングとはまた違うところにあるようであり、
既に1期から、たびたび彼女が暗躍する姿が
4年後もソレスタルビーイングとの繋がりは維持しつつ、その裏でリボンズに面会に来た意図は?
(おそらく彼女以外のソレスタルビーイングのメンバーで、リボンズの存在を知る者は未だにいないはず。)



【???】
リボンズの傍にいる、ティエリアに似た青年(?)。
おそらく出自がティエリアと近いんだろうけれど、似ているだけに違和感ありすぎで気持ち悪いです!(笑)


えーと、このへんからどんどん人が出てきて…



【マリア・イシュマイール】
「新たなガンダム登場」のニュースをじっと見つめる女性。
中東の新興国・アザディスタン王国の第1皇女であり、本作のメインヒロイン、のはず。
このアザディスタン王国は、もともとは刹那の出身であるクルジス共和国の隣国であり、
刹那の少年時代にはこのアザディスタンがクルジスに侵攻。
刹那はこの紛争でクルジス側のテロ組織の少年兵として活動しており、
刹那にとってマリアはいわば、かつての憎き敵国のお姫様、にあたります。
その紛争の後、アザディスタン自体も国家として苦しい立場に追い込まれ、
そんな中でトップに立つことになったのがこのマリア皇女。
どちらかといえばおっとりした、平和を愛するタイプの女性です。
1期では「戦争を戦争で解決させる」ソレスタルビーイングの存在に疑問を抱いていたところ、
運命的に刹那と出会い、さらに彼の正体を知った*3ことで、その後二人の奇妙な交流が続いていく…という状況でした。
とにかく、刹那がマリアのことを「平和を求める=自分と同じ理想を持つ者」認定をしちゃって以降、
ことあるごとに彼女に絡んでいったため、自然とマリアのガンダム&刹那への思い入れも深いものに。
さらに刹那はなんと、1期ラストではマリアに対して遺言、もといラブレターを送っており、
おそらくマリアは、「刹那は世界から姿を消したガンダムと共に、もう死んでしまったのだろうか…」と思いながら、
この4年間を過ごしてきたものと思われます。ガンダム再登場のニュースで、彼女の胸中は…。


そして、1期でマリアのお付きの者として常に傍に控え、
世間知らずで平和主義なお姫様に、世間の厳しさを説いていた女性が、この人。
 <4年前→
【シーリン・バフティヤール】
元・マリナの側近でありお目付け役。
しかし最終決戦から四年後の現在は、マリナの元を離れて反政府活動に身を投じている様子。
個人的に「中の人」が大好きなもので、1期登場時から非常に期待していたキャラクターだったので、
何も動かずに終わってしまった1期を経て、遂に活躍の場が与えられた2期の彼女が非常に楽しみです!うふうふ。


次に、ベッドの中で「ガン…ダム…」とモソモソしてた人。
本編登場は画面が暗いので、1期の画を。
【スメラギ・李・ノリエガ】
1期ではソレスタルビーイングの戦艦・プトレマイオスの艦長的存在だった女性
肩書きは戦術予報士であり、ヴェーダからの指示を元にガンダムの作戦の立案や指揮を行っていた。
過去に戦術予測で大きなミスを犯したことがトラウマになっており、その傷を抱えながらもソレスタルビーイングに参加。
が、どうやらこの4年間はソレスタルビーイングからは離れていた様子。
1期の最後に、再び乗組員から戦死者を出してしまったことが原因でしょうか?


 <4年前→
【ビリー・カタギリ】
まだ背中しか出てきてませんが、ベッドでモソモソするスメラギさんの後ろでテレビ観てた人。
1期ではその奇抜なポニーテールに白スーツというセンスの無さ(右画像)が売りでしたが、
今回の後ろ姿、ちょっと髪型が変わってますね?
1期では世界三大勢力の一つ「ユニオン」(要はアメリカ)の技術者であり、スメラギさんとは大学院時代の同級生。
その頃から彼女にご執心で、1期でもいろいろアプローチをかけていましたが、
スメラギさんがあざといベッドシーンで登場ということは、この4年間相手にしてもらえていたんでしょうか。
ちなみにwikipediaでは、『(ユニオン軍の情報を漏らし)意見を聞かせてほしいとスメラギに迫るなど、(彼女がソレスタルビーイング所属と)知らなかったとは言え、軍属としてあるまじき行動を見せることもあった。』とばっさり切り捨てられてて噴いた(笑)それくらいうっかりさん。



【仮面の男】
乙女座だそうです。


えーと、仮面の男さんは初登場なんで正体不明なんですけど、
そういえば1期にも乙女座の登場人物がいましたので、並べて紹介しておきますね^^

【グラハム・エーカー】
世界三大勢力の一つ「ユニオン」のトップパイロットだった人。
突然現れた最強の機体・ガンダムに強い興味を抱き、ガンダム討伐の先陣に立つ。
1期ラストで、刹那の乗るガンダムエクシアと交戦した末、相打ちとなり、その後行方不明に。
とにかくいちいち台詞の破壊力がデカい人。技術面のサポートをするビリーとは仲良しでした。



で、こうしてばばばーっと次々いろんな人が登場した後に、
はじめに一度登場した軍人・セルゲイさんの家に、実の息子さんがやって来るのですが彼は初登場です。
1期ではセルゲイとソーマたんとの疑似親子っぷりに萌えたのですが、今度は実の親子ネタとは。
セルゲイ…ど、どこまでも美味しいところを!(家族ネタに弱い)
まぁ、美味しいとはいえ、これはこれで悲劇の始まりの予感しかしないのですけれど。


そしてこの人革連軍の流れから、ED曲に入る直前に一瞬だけ登場したこの人も紹介しておきましょう。
ほんとに一瞬すぎて、もう…しかもそれがまさしく彼らしくって、もう…(愛)


画は1期から。2期は髪型変わってるんですが、ポジションは変わらず。
【アレルヤ・ハプティズム】
2期ではいきなりのハードプレイスタイル(ガッチガチの拘束具姿)での登場により、
みんなの度肝を抜きつつもある意味期待に答えた、ガンダムキュリオスのマイスターだった人。
控え目なキャラのはずが突っ込みどころ満載だったりします。
温厚で、4人のマイスターの中では気弱とも言える性格ですが、実は二重人格者。
幼少期に「人革連」の特殊機関に在籍していた過去を持ち、ソーマら「超兵」の前実験段階の被験者でした。
その頃の経験の影響で、内面に「ハレルヤ」というもう一つの非常に好戦的な人格を抱えています。
アレルヤとハレルヤ、どちらの人格が表に出ているかで前髪の位置が異なるよう表現されていて、
アレルヤの場合は左目が、ハレルヤの場合は右目が出ていたのですが、
4年前の最終決戦中に右目を負傷、その影響でハレルヤが消滅してしまった…とされています。
現在彼の中でハレルヤの存在がどうなっているかは不明。
っていうかそれ以前に、あんたこの4年でなにやってたのぉー!
EDに使われた映像(次話からのOP映像?)だと、しばらく囚われの姫?状態ぽいし…まったくもう…(愛)
それから、彼に関して今後もう一つの重要なポイントとして、
「4年前の最終決戦時に、初めてソーマたんの姿を見て非常に衝撃を受けていた」という伏線があります。
どうやら改造前のソーマたん(アレルヤは「マリー」と呼んでいました)のことを知っているっぽい。
もしや最終決戦の後ソーマたんに会おうと人革連の組織に潜入したものの、
うっかり捕まってしまったまま4年を過ごしたんだろうか…。
1期でも独房入れられたりしてたし、閉じ込められるの好きだね!っていうか似合うね!
あと、独房の時も今回の拘束姿でも、「トイレどうしてんの!?」というリアクションが視聴者間に一斉に巻き起こるのが非常に良いです。アレルヤ、超愛されてる!(え…?)



さて、ED後、なんだかんだで刹那に連れられ、ソレスタルビーイングの船にやって来たサジ。
その後刹那は、もう一人のガンダムマイスター、ロックオン・ストラトスを迎えに行きます。



【ロックオン・ストラトス】
刹那、ティエリア、アレルヤと並ぶ、もう一人のガンダムマイスター。
本名、ニール・ディランディ*4
4人のマイスターの中のリーダー的存在。みんなの兄さん、っていうかむしろオカン。
明るく陽気な性格だが、テロにより両親を失った過去があり、テロ行為に対しては激しい憎悪を抱いている一面も。
最終決戦時に、利き目である右眼を負傷するもさらに出撃を重ね、激闘の末に命を落としてしまいました…。
利き目の怪我の後は黒い眼帯をしているのがポイント。


てことで、ロックオン兄さんの死は1期ラストの大きなネタばれになっちゃうのですが、
どうしても書かずには2期に繋がらないですよねー。
で、それでは刹那が会いに行った人物はというと、

【ライル・ディランディ】
ニール・ディランディの双子の弟。双子にしてもそっくりすぎる^^
1期中盤で既に「ロックオンがもう一人のロックオンを物陰から見つめる」というシーンがあり、
その時にも物議をかもしましたが、どうやら双子でFA。
刹那の台詞によれば、ライルは現在、反政府組織カタロンの構成員であるとのことで、
そのことも買われてソレスタルビーイングにスカウトされる様子。
1期のニール版ロックオン兄さんはモテモテだったため(誰にモテてたかは1期を観てね!!)、
ニールとライルのキャラの違いや、ライルと出会った時のプトレマイオス乗組員達のリアクションが楽しみです。



以上、どどーんと第1話を総ざらえしてみました*5
わかりにくい部分もあると思いますが、これくらい抑えておけば、2期からも話に入っていきやすいと思います!
…え、これでも多すぎる?(笑)


まぁ、公式のキャラクター情報ではショボすぎだし、wikipediaは画像が無い分わかりにくいところもあるし、
ということで自分なりに書きだしてみただけなので、何かの参考にして頂ければ幸いです。
そうそう、今回使用画像は本編のキャプチャー画像を使用しました…。
最初は一瞬、自分で描こうかとも思ったんですけども、あまりの人数に断念。
20人とか、自分の筆の速さだと何日かかるかわかりませんぜ…。
というわけで、公式画像使用の件は、こっそり大目に見て頂ければ嬉しいです><


機動戦士ガンダム00は、毎週日曜午後5:00〜放送中!!

*1:エヴァでいう「ゼーレ」的な…

*2:まぁ、書いてる人自身がMSとかメカニック系に興味が無い人なので…

*3:まぁ、刹那が自らバラしちゃったんですけど

*4:マイスター達の名前は皆、コードネームだそうです

*5:一部割愛した部分もあります。フェルトとか、ラッセとか。あとあらすじでもトリニティばっさりカットとか。