かなたむんむんブログ

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東京旅行記 その1 〜旅立ち編〜

11月15〜17日に、久し振りに東京に遊びに行ってきました!*1
相変わらず東京は面白いところだったので、覚えていることをいろいろ書いておこうと思います。
まずは、出発時のとんでも脱力系エピソードから。
 
 
 
今回の東京旅行、そもそも旅行すること自体が久し振りな上に、「一人旅+現地でいろんな人に会う」という最も自由が利きつつ賑やかなプランにできそうだったので、9月頃からいろいろ下調べをしつつ非常に楽しみにしていました。(本当はPerfumeの武道館ライブに合わせて上京、というところからスタートした話だったのですが…)(それだけは無念でした)


そんなワクテカな旅、出発は14日夜発の夜行バスに設定。
学校の最後の卒業試験(再試)が14日夕方だったので、多少時間的に不安はありましたが、それでも試験を終えて家に戻りシャワーを浴びて荷物を持って出発する、には十分な時間だと思っていたので、急がないといけないだろうと思いつつも、あまり心配はしていませんでした。
 
  
ただしそれは、荷造りがきちんとできていれば、の話。もちろん準備万端で出発当日を迎えるつもりでいたのです。
…しかし!
出発直前の11〜13日に、勢いに任せて図書館話を延々と書き始める、という予想外のイベントが発生。
今書かねば、旅行に出てしまえば完全に書く時期を逸してしまう、ということからの判断でしたが、それでも丸二日以上(徹夜含む)もの時間がかかったというのは予想以上でした。そしてそのお陰で、余裕があるとタカをくくっていた14日の再試験対策もギリギリな状況に。


さすがに、記事を書きあげた後そのまま荷造りにとりかかる度胸は無かったので、お勉強の合間に少しずつ荷造りもしつつ14日当日を迎え、試験を受けるために家を出た時点での荷造り完成率は、約50%。
いろんな意味でドキドキしながら試験を受け、帰宅後とりあえずシャワーを浴びて、大急ぎで荷造りのためばったばったと部屋を飛び回ることに。追い詰められつつテンションだけは異様に高いぜひゃっほー!
そのおかげか、荷物はなんとか時間内に完成し、「あとは何か忘れてても、東京なら何でも買えるよね」と玄関で財布を確認していざ出発。意気揚々と、期待に胸を膨らませながら家を出ました。(旅行ってこの非日常に飛び込んでいく瞬間が一番楽しかったりもしますよねー!)
  
  
その後無事にバスにも間に合い、乗り込んでいつでも寝られる準備をし、ようやくほっと一息。
ところが、さて明日会う友人に「無事出発したよ」とメールしよう…とカバンに手を突っ込んだ途端に、物凄く嫌な予感が。
いや、それはもう、予感ではなく確信でした。
でも、事実であってほしくない。勘違いであってくれ…!
そう祈りながらカバンの中を隅から隅まで確認した結果、やはり。



携帯電話が、無い。



一瞬の思考停止。既に高速道路をひた走るバス。次の停車駅は高松。
え?どうする?降りる?降りてどうすんの?え?え?


とりあえず再び財布を握りしめ、「財布が無かったら東京に着いた途端に全てが終わるけれど、お金さえあればなんとかなる!
 とにかく旅行はできるよ!」と自分を落ち着かせる。
  
ただし唯一、携帯電話内のデータだけはプライスレス
  
次に、もしかしたら荷造りのどたばたに紛れ、バスのトランクに積まれているでかい旅行用カバンの方に、携帯電話まで放り込んでしまったのかもしれない、と考えてみる。しかし、一方で「"あの時"、学校用カバンから携帯電話は取り出さなかった」という確かな記憶が。
学校用カバンに入れていた小物類を取り出している時に、携帯電話の前に先にmp3プレーヤーを取り出して「あ、もう少し充電しておこう」、とカバンから離れてそのまま…!


その後しばらくは、自分のうっかりさに歯ぎしりしたり、でも実はこれが勘違いだったりするんじゃない!?と再びカバンの中を覗いたり、やはりドタバタ荷造りはよくないです…と今更すぎる反省をしたり。
(後から考えれば、「紛失した!?」という不安が残るより、確実に「忘れた」という記憶があったのが救いでした。)


結局、この旅行は携帯電話無しで動かないといけない、という現実をきちんと受け入れられた時には、既に出発から1時間以上が経過していたように思います。
それでも旅行を楽しむために、その夜はバスの中で明日の朝からどう動くかを延々とシュミレーションしながら過ごしました。
  
  
携帯電話が無いまま旅行して何が困るって、電車の乗り換えや時間が手軽に調べられない、とか、twitterやブログに写真を載せたりできない、とかいろいろありますが、何より東京で会うことになっていた人全員と、具体的な待ち合わせの場所・時間の約束を全くしていなかったというのが大きかったです。
なんという、「携帯でいつでも連絡取れるからいいじゃん」世代…。


それでも、2日目と3日目に会う人達とはmixiなど他のWEBサービスを使って連絡が取れたし、連絡する前から彼らとはなんとか繋がることができるだろう、という自信もあったのですが、最大の問題は初日に会う友人との連絡でした。
彼女もmixiにアカウントを持ってはいたもののそれほどログインしていないようだったし、普段PCのメールをこまめに確認するタイプでもなく…おまけにこちらが動けるのは当日の朝なので、時間も無い。そもそも既に、きっと連絡が取れないことで心配をかけている…!
  
  
結局、どうやって彼女と連絡を取れたかというと、「記憶の片隅に残っていた彼女の携帯メールアドレスに駄目元でメールしてみたら本人に届いた。」という、なんとも奇跡的なお導きに預かった、というオチでして…
単純なメールアドレス、万歳!!!


もともと彼女は一番の遊び仲間でよくメールのやり取りをしていたことと、ある時彼女が他の人にメールアドレスを教える際に、横で聞いていて、「こんな単純なアドレスで、迷惑メール対策はどうしてるんだろう?」と思った記憶があったお陰で、奇跡が起こってくれました。こんなこと成立するの、彼女くらいだよ。
  
  
というわけで、皆さん、旅行の際にはくれぐれも、財布と携帯電話はお忘れなく!(いまどき誰も携帯忘れて出かけたりしないか…)
交友関係が被ってる友人のアドレスを、一人くらい手帳にメモっておくのも良いかもしれません。
ギークな方々なら、ネットにさえ繋がれば問題ないかと思いますが、相手が携帯電話中心な場合は、いざという時どうしようもないです…。普段自分が携帯コミュニケーションをないがしろにしているツケが一気に襲ってきましたよ!
あと、なにより、荷造りし慣れているからって油断禁止><
ちなみに、携帯の充電器はしっかり荷物に入っていました。うらめしや…。


さて、前振りが長くなりましたが、次が本題です。
3日間で各地をウロウロしたので、訪れたスポットごとに、下手な写真を交えつつご紹介しますー。

*1:いろいろ思い出してみた結果おそらく2007年春以来