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かなたむんむんブログ

むんむんっとした事を書き綴ります

ご指摘ありがとうございます

先日の記事堺市図書館論争 まとめと個人的見解 後・BL問題編 - 彼方むんむんの中の記述にいくつかご指摘いただいたので、補足(というか弁解というか)をしておこうと思います。


ご指摘いただいたのは以下の部分。
「これを機に、腐女子についていくつか知っておいてほしいことがある」という話の流れから、私は、

それはいわゆる昨今の「ボーイズラブ作品」を好む腐女子と、
パロディ同人…既存のキャラクターを使った「二次創作作品」を好む腐女子は、
かなりの割合で重なっていない、つまりどちらかしか手に取らない、ということです。
どちらも好き、という方の中にはその差異に無自覚な方もいますが、
それは一握りの方だけのはずです。
実際上のエントリを書かれた方は二次創作作品は読まないと書いておられましたし、
私はついこの間まで約10年、二次創作作品しか読んできませんでした。
今はオリジナルのBL漫画も読んでいますが、相変わらずそれぞれは全く別物だと思っています。
その差異については本題から逸れすぎるので今回は触れませんが、
二次創作読みの腐女子の中にはオリジナルのBL作品を嫌悪する人も、おそらく結構な割合います。

と書きました。
この部分に対して、Web拍手で、

オリジナルBLを好む層とパロディやおいを好む層が重ならない、重なっても一握り、とエントリにありましたが、
確かにどっちか片方のみ、という方もいらっしゃるとは思いますが、
両方読む人が少ないわけではない気がします。自分は両方見ますし。
ただ、二次創作パロやおいは、
その時「何か」にハマっていて、かつやおいカプが見たい!という気持ちになるときだけなので、
そう言う意味では常時、二次パロやおいにはハマってませんが。
あと、元々BL作品(ゲームとか)の二次創作パロ、ってのもありますし。
二次やおいパロ出身で、商業BL漫画を描く方もいらっしゃるので、
そんなに「重ならない」ってほどでもなさそうだと思うのですが……。


というご意見を頂きました。
まずはじめに断っておきたいのですが、
私が原文で「一握り」という強い言葉を使ったのは、
拍手文章のように『オリジナルBLを好む層とパロディやおいを好む層が、重なっても"一握り"』
と言いたかったのではなく、
原文『どちらも好きという方の中で、その差異に無自覚な方は"一握り"』
ということを強調したかったがためです。
とはいえ、私はその前の部分で、
『オリジナルBLを好む層とパロディやおいを好む層は "かなりの割合で" 重なっていない』
と書いており、全体で見るとご指摘頂いたような印象を与えてしまう書き方であったと思います。
原文記事の前の部分で、
「せっかくの機会なので、腐女子について、せめてここまで読んでくださった方だけにでも知っておいてほしいことがいくつかあります。」
というもっともらしい前置きまでしておいたくせに、さらに新しい誤解を招くような表現をしてしまっては、本末転倒ですよね。ご指摘ありがとうございます。
決して、「ほとんど重ならない」と言いたかったわけではない、のでした…><


ちなみに、ここで私が根拠も示さぬまま「かなりの割合で」と強調したのは、前々から世の中のイメージがあまりにも『腐女子=片っ端から男同士をくっつけて性的な妄想をする』という方向に偏っているような気がしていたからです。
そういう「イメージ」がどんどん勝手に膨らんでいった結果の一つが、ITmediaの記事のようなものなのだろうと思います。


でも実際は、
二次創作BLが好きだ、でも、どのキャラクターのカップリングでもいいわけではない。
オリジナルBLが好きだ、でも、男性同士の性生活*1であれば何でも好きなわけではない。
と仰る方が多数派だと思います。


また、オリジナルBLと二次創作BLでは、作品としての成立の仕方が根本から全く違うことは、
両方を手に取ったことがある方には自明のことだと思います。
さらに、こういった違いがあることだけでなく、
違いがあるからこそ、そのどちらかのみを楽しむ腐女子も一定数存在するのだということも、
まだまだ、ほとんど世の中には知られていないのかな、と私は感じています。


以上、こういった前提があっての「かなりの割合」という表現でした。
世の中の認識がゼロに近いものに対して、
「いやいや、実際は皆さんが思っている以上にいるんですよ」ということが言いたかったのです。


うーん、やっぱり原文では明らかに言葉足らずでした。
この部分については、記事をアップした後自分でも気になってはいたんです…。
腐女子の間でも微妙な部分をわざわざ引っ張り出した、という自覚はありましたし。
でもここで、ITmediaのような外部からの決めつけ視線では内部のいろいろなことは決して見えていないんだよ、ということを示すために、ちょっと目を引く話題を持って来ておきたかったのです…*2


その後、はてなのブックマークコメントで、id:ardarimさんに、
『一般向け二次創作とBL領域が排他的というのは眉唾な気がする。断定するにはサンプルの母数が少なすぎでないか?』
ともご指摘頂き、「あああやっぱりあそこは今回下手に書く必要無かったあああ」と後悔。
確かにあの記述だけでは、ほんとに眉唾だと思います。ありがとうございます。


この「排他性」の部分に関しては、後日もう少しきちんとした形でエントリにしたいと思っています。
「排他性*3」がどれくらい一般的なのかという点や、拍手で指摘された「数」という面で、
また自分の偏った経験・考えというバイアスが入りそうな不安もありますが…。
そんな時は、またご意見いただければ嬉しいです。



さて、拍手のメッセージの続きに戻りますが、非常に共感しつつ読ませていただきました。
二次創作はハマる作品があるかどうか、また元作品の展開による"波"がありますよね!
また、『二次やおいパロ出身で、商業BL漫画を描く方』も確かに多くいらっしゃいますし、
こういった方の存在は、むしろ読み手の二次趣味と創作趣味を「重ねる」効果を生んでいるのではないかなーと思います。
やっぱり、どちらも楽しめるというのは、選択肢が増える分、非常に楽しいですね*4
私は創作BLに目覚めた(というか許容できた)のがものすごく遅かったので、
まだまだ新しい世界に毎度毎度わくわくしています。
メッセージ、ありがとうございました!

*1:ITmedia記事的表現

*2:それにしてはその後への繋がりが弱い。ここは今回の記事での最大の推敲不足点でした

*3:この言葉にはマイナスのイメージが強すぎる気もしますが。でも相容れない部分があることに重きを置いて書いたのもカナタ自身なので、引き続きこの言葉を使わせて頂きます。

*4:念のため書いておきますが、オリジナルと二次創作、どちらか一方しか楽しめないことが良くないことだ、腐女子のレベルが低いのだ、といったことを言うつもりは全くありません。それはそれぞれの方の趣味に合わせて自由に選択することこそが正しいと思います。