映画バクマン。の予告編が魅力的だった
バクマン。 モノクロ版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 大場つぐみ,小畑健
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/10/12
- メディア: Kindle版
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2008-2012年に週刊少年ジャンプで連載されたマンガ『バクマン。』の実写映画が、いよいよ今年10月に公開されます。
バクマン。原作については、率直に言って、私はあまり好きじゃないです。
主人公達のイケイケ具合とそれが通ってしまうストーリー展開、あと時代錯誤(?)な恋愛描写がイタくって、いろいろ見ているのが辛かった。「これを素直に受け取って、妙なワナビが量産されてしまうのでは?」なんて余計な心配をしつつ、180度くらい首を傾げて追いかけていたものの、途中で完全に脱落しました。マンガで読むよりもアニメで観る機会のほうが多く、これがまた原作に対して忠実な、とても真面目なアニメ化だったものだから、動きや声が付いて余計に辛く感じてしまったのかもしれません・・・。
途中まで、「漫画界の酸いも甘いも知り尽くしているであろう大場つぐみ先生が、どうしてこれほどにリアリティを無視した虚構を作り上げたのか。もしかしてこれは壮大なアンチテーゼ??」なんて考えたりもしていましたが、今となっては、むしろ私が『デスノート』から残る印象に引きずらて、斜めからみすぎていたんだな〜、と思っています。でも、合わないものは合わない・・・。
そんな経緯で、実写化についても、ポジティブな興味を全然持てないでいたのですが。
先日、映画館で予告編を目にしたところ、実写での過剰な演技と演出が、逆に原作の薄ら寒さを打ち破ってくれるのかもしれない!と感じました。この熱量で、2時間に凝縮されたストーリーであれば、一気に楽しめるのかも。
一転して、映画公開がちょっと楽しみになってきたので、できれば映画館で観て確かめたいです。
そんな予告編がこちら・・・
「バクマン。」予告 - YouTube